チョコとビールのおいしいベルギーに住んでウン十年。
ガンバをかついで旅することの多い日々。
I'm sorry, it's only in japanese...
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ツマである昭和のアイドル山口百恵さんを褒めた、
オット三浦友和さん曰く、
彼女は毎日子ども達のためにお弁当を作った、と。
 
ワタシも作ってます!
超手抜きながら娘が3才の時から
今では息子と二人分作って、
この道13年。

 
この苦労のお弁当を!
なぜか最近息子が手を付けずに持ち帰り。。。
 
最初から、のりの巻いてあるおにぎりは、
学校の友だちに、
「おまえ、うんこ食ってる」
と言われて以来厳禁でしたが、
超シンプルなサンドイッチまで食べてこないと、
さすがに頭に来る。
時間切れだった、とかお腹すいてなかったとか言ったって
なんで食べないんだ!とわたしはプンプン。

そこでお弁当を作らない余裕のオットが
しみじみふたりっきりで話を聞いてみたら、
のりはともかく、最近はお肉も
それはHALALなのか?と聞かれたと。

 
学校のほとんどの生徒がアラブ人の息子の学校では、
アラブの祭日になると、 ほとんど生徒が学校に来ません。
もちろん彼らは豚肉を食べませんし、
羊や鶏肉も、特別な方法でさばいた肉しか食べません。
それが、ハラルの肉ということです。
普通にハムはさんだサンドイッチでも、
豚ですしね、うちは。


それで、息子は来年度からは給食にしたいと。

ベルギーでは、昼食は給食、お弁当、家に帰って食べる、

というふうに、3つの選択ができます。
うちは、乳製品の多い食事が苦手なのでお弁当でしたが、
ついに給食にするか?
息子と仲良しのロシア人やエクアドール人は給食だし。

 
ある日、担任の先生と話す機会があり、
お弁当の話をしました。
そしたらすぐに、
クラスの意見箱に、
その話を入れたらいいと。
どこまでが人に意見されることなのか、
しっかり自分の線を引いて、
ここから先は何も言われる筋合いではないということを、
きちんと言えた方がいいと。


その話を息子と一緒にして、
ふたりでなるほどーと思いました。
 
イスラム教の子ども達にとっても、
他の宗教や文化を持つ人達の習慣や自分たちとの違いを知ることは
すごくいいことだ!とわかったんです。
 

急に晴れ晴れとした顔になった息子は、
もう意見箱に手紙を入れて話し合わなくても、
のりのおにぎりを持って行くと言いながら、
ちゃんと意見箱に食べ物の話を書いて入れて、
クラスで話し合ったそうです。

 
遠慮や気遣いをするニッポンの正しい子どもであると同時に、
自分の立場をはっきり説明できて、
みんなとわかりあっていくという
インターナショナルな未来を担う若者として、
息子たちはこんなふうに学び、
同時に私自身にとってもいい経験でした。

 
まずはコミュニケーションですね。
 
今では、わざわざ別に包んだのりを持って行き、
いろんな子がくれくれ、と人気です。


貴重なのりだけど、
けちけちしないで持って行かせるか。


 

 
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| ベルギー | comments(2) | - |
コメント
感動しました。多様性を認めない国や為政者の出現する昨今ですが、この文章を読んで欲しいと思いました。平和って、享受されるのではなく創り上げるものだ、と学びました。
今日は、これを読んで元気をいただき、嬉しい気持ちになりました。
| 林 正 | 2017/05/30 9:25 AM |
お弁当、ちょっとひっかりがあったので、考えてみた。
僕も勤務先にお弁当を持ってゆく。
あるときは、広口の魔法びん(表現、古い?)に、例えば前の日のポトフなんてもっていって、立派なお皿と食器で自席でいただく。
「お昼からフルコースですか?」
皆、羨ましそう。
私の姿を見ている。
ほとんどの人達は、食堂。
今日の食堂は、酢豚だ、いいな。こっちも羨ましいんだ。

ポトフは、温かくほっとする味。
昨日の残りだけど、肉や野菜からいい味でてるぞ。

よくよく考えると、子供達(男女混ぜこぜで4人)も私もツマの作ったもので肉が生成され、血ができている。

ツマって、凄いんだよ。
人を創っちゃってるんだから。

雑感でした
| 林 正 | 2017/06/05 1:35 PM |
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