チョコとビールのおいしいベルギーに住んでウン十年。
ガンバをかついで旅することの多い日々。
I'm sorry, it's only in japanese...
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この前一緒にコンサートをしたステファンと、

メガネについていろいろ話した。

目が良かった人が老眼になるって、結構大変。

わたしも、運転、コンサート、読書用の

3つのメガネを取り替えて楽しんでいる。

 

鍵盤の人は、楽譜が見えても鍵盤が見えなかったり、

いろいろあるそうだ。

いろいろな用途が混じっているメガネだと、

どうも歩きにくい。

 

そこで、以前シギスヴァルト・クイケンの奥さんである

マルレーンに教わったことを話した。

 

マルレーンは、

「年を取るって、職を新たに学ぶようなもんよ」

と言った。

その時ちょうどわたしは

そろそろ老眼鏡をかけようか?という時期だったので、

おお!それはいいことを聞いた、と思った。

 

赤ん坊の時から

人は常に肉体で生きることを学び続けている。

ハイハイして、歩いて、歯が生えて。。。

 

その話しを聞いたときから、

私にとって「老い」とは

下り坂ではなく、

常に上り坂になった。

 

親が老いた時、

最期はおむつなる物にお世話になった。

それを受け入れるのは、最後の上り坂だったように見えた。

 

祖母がおむつになった時にも、

母が言った。

この人はえらい。

人間として一番やって欲しくないことを

静かに受け入れている、と。

 

上り坂は、

時として下りに見えるけど、

螺旋階段のように上るんだな、

と思う。

 

 

 

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    | | comments(3) | - |
    コメント
    同感です。上り坂はしんどいけど努力しないと本物の一流じゃない。
    高齢者になっても欲ばりにソロで横笛奏者の演奏を聴きましたが、ミスが目立ちショックでした。
    日本へは慰安旅行が主目的、演奏会はお金稼ぎの老匠の哀れ、努力しなければと思いました。
    | 愚痴ってごめん | 2017/11/29 12:19 AM |
    高齢になってからの演奏は、テクニックより味わいの方がメインになるのかもしれませんね。音というのは、どこにどう振動しているか、計り知れないものがありますし。
    | 上村かおり | 2017/11/30 2:38 AM |
    洗脳された方には計りしれない何かがあるかもしれませんが、

    欲張ると 悔い けん怠の音楽に。
    | 味わえる器を持ちたいが | 2017/12/10 12:35 PM |
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